トーキョーに関する資料

・トーキョー

変貌の日と呼ばれる日から、他都市から隔離された異常都市。
かつては世界有数の人口を誇る過密都市であったが、アビリティの暴走やエネミーによる大規模災害により人口を減らしている。

・居住区域

トーキョーの数ヵ所に居住区域が存在する。居住区域は後述の新政府やグリムリーパーが協力してアビリティを使用した防御壁のようなものを築いているため、ある程度は安全。居住区域は少ない上小規模である。が、人口が激減したため現状で事足りていることや防御壁の作成・維持の限界があることなどから、居住区域の拡大は行われていない。居住区域内も場所によりエネミーによる被害の爪痕が残っている。
居住区域外はかなり荒廃しており、至るところに下級エネミーが潜んでいると見られる。

・新政府

エネミーの出現後に成立したトーキョーの新しい政府。
政府とは言えどトーキョー内のみの小さなもので、実際の政府とは大きく異なる。住民の情報管理やランクの付与、エネミーに関する注意放送など、主に情報管理の面での仕事を行っている。所属人数も少なく、最低限の仕事しか行えていない。

・自警団"グリムリーパー"

通称"死神"。ランクⅤの人間やそれ相当の実力を持つが制御ができていないランクⅢ、Ⅳの人間による自警団である。
エネミーの討伐や大規模災害時の避難誘導などの安全、戦闘面での仕事を行っている。新政府とは同盟・協力関係を築いている。
成立した背景に、高ランク者が高ランクであるが故に危険視され、殺害されかけていた過去がある。
_以前、人間の脅威になるとされ、大勢のランクⅤの殺害が計画されていたことがあった。しかし、その計画が実行される直前にエネミーが出現。人々の惨殺が開始された。その時、殺害対象であった高ランク者たちは、アビリティを使い上級エネミーを討伐することに成功する。そうして殺害計画は廃止。高ランク者たちは自警団を成立した。…と、なっている。